「ジュニアパイロットで、6歳娘が一人旅に挑戦!」
…と、意気揚々と前回ブログを書いた私。
自立心!チャレンジ精神!自己肯定感!
って、ポジティブワード並べて送り出したけどさ。
現実、そんなにキレイには終わらなかったわ。

📞 初日の夜に、電話が鳴る
仕事終わりの夜。スマホに母からの着信。
「どうだったかな〜?」くらいの軽い気持ちで出ると、
「もしもし……」
その背後で、
「うわぁぁぁ〜〜〜〜ん!!!」と娘の号泣。
……え、何事!?!?😱
「もうね、全然泣き止まないの。どうしたらいいの?」
「明日、帰してもいい?」
😇😇😇え?
😤 いやいや、あなた子育て経験者よね…?
思わず口には出さなかったけど、
心の中では完全にツッコんでた。
いやいやいやいや、預けてる側だからね、畏れ多いですけども
子育て経験ある人ですよね!?
6歳、初めて親元を離れて、初めて一人旅して、初めての場所で、
そりゃ泣くことくらいあるでしょうよ!?
なんというか、母は以前から
ちょっと困ったことがあるとすぐ「どうにかして」と投げてくる節があって。
受け入れてくれたことには本当に感謝してるし、
ありがたいんだけどさ。
お利口さんが来るていう気持ちで受けたのか?と思うと、
正直ちょっと、モヤモヤが止まらなかった。
👧 娘の頑張りに応える言葉を
泣いてる娘に電話を代わってもらって、
「ママもパパも、妹も、みんな頑張ってるから、娘も向こうの生活楽しんでおいで!」
「ちゃんと空港に迎えに行くから、安心して大丈夫だよ」
そう声をかけると、
少し落ち着いた様子で「うん…」と答える娘。
ああ、この子、がんばってるんだな。
私たちが思ってる以上に、
「新しい環境を楽しもう」としてるんだ。
📞 …で、翌日も電話が鳴る
そしてその翌日、また夕方に着信。
「もしもし…娘ちゃんは元気だけど…」
「私、自信なくしちゃって…復路、少し早められない?」
😇😇😇またかい。
💡 子どもじゃなくて、大人が折れそうになる件
このあたりでようやくわかってきた。
娘は、実は順応して頑張ってる。
でも、
祖母側が「ちょっとした不安」に耐性がない。
きっと、
- 夜に泣いた
- ごはんを食べるスピードが遅かった
- 靴下が片方見つからなかった
…みたいな「ちょっとした日常のトラブル」が起きるたびに、
“どうにかしなきゃ!”というプレッシャーになっているんだろうな。
で、それを口に出せるのが私だけだから、
結果、毎晩「自信なくす」コールが来る、と。
📚 可愛い子には旅をさせよ、の現実
“可愛い子には旅をさせよ”
確かにその通りだと思う。
でも、旅をさせるには、
受け入れ先の“心の準備”も必要なんだなって痛感した。
子どもが1人でがんばるということは、大人も「1人でがんばらせる」という覚悟が要る。
💬 おわりに
遠方に預けるって、預けた側の「終わった〜」じゃなくて、実は別の試練のはじまり。
子どももがんばってるけど、
大人たちの“支える気持ち”も試されるんだなって、
今回はすごく実感した。
でもそれでも、私はやってよかったと思う。
だって、娘が帰ってきたときの顔は、
もうちょっとだけ、お姉さんになってるかな〜?